一般内科

一般内科

風邪や発熱、インフルエンザをはじめとする体調不良の診療を行います。また、生活習慣病の治療も行っておりますので、健康診断などで「再検査」と言われた方や「異常」を指摘された方もご相談ください。
各種予防接種も行っております。
まずはお気軽にご相談ください。
一般内科

発熱

発熱は、様々なことで起こりますが、原因を検索することが重要です。ウイルスの侵入に伴う喉のはれ、咳、痰を伴う風邪などのウイルス感染症のことが多いです。また、気道や肺の中に細菌が入り、炎症を起こすと全身倦怠感や咳、喀痰が増加します。気管支炎や肺炎などの細菌感染症もあります。また、尿中に細菌が増え、細菌に伴う頻尿、排尿痛、発熱をきたす膀胱炎や腎盂腎炎などの尿路感染症の事もあります。ウイルス感染は、咳や発熱を抑える対症療法が治療となります。肺炎や尿路感染症などの細菌感染症は、抗生物質にて治療を行います。その他では、発熱の原因が膠原病や悪性腫瘍の事もあります。膠原病は、症状が発熱や関節の痛み、体のこわばり、皮疹、体のむくみ、手先の色の異常(レイノー現象)、筋肉の痛み、口内炎、皮膚の硬化、蛋白尿や血尿などの多岐にわたることもあります。膠原病は、免疫のアンバランスが生じることにより起こるので、診断をしっかりつけることが重要です。悪性腫瘍は、早期発見、早期治療が非常に大切です。健康診断や人間ドック、PET健診を積極的に受診していただく事で早期発見に繋がりやすくなります。糖尿病を罹患していると、細菌と戦う白血球の作用が弱くなり、細菌感染症を起こしやすいです。HbA1cが高いほど、感染しやすくなります。HbA1cは7%未満であると、糖尿病の合併症も進まず、感染症も起こりにくいです。甲状腺疾患では、バセドウ病(自己免疫)や亜急性甲状腺炎(ウイルス性)、化膿性甲状腺炎(細菌性)、悪性リンパ腫(血液の腫瘍)、甲状腺未分化癌(甲状腺腫瘍)などで発熱することがあります。

のどの奥の痛み

口を大きく開けていただき、のどの奥を見て、直接確認します。のどの赤みや、扁桃腺のはれ、膿が溜まっていないか、のどに浅い潰瘍ができていないかどうかなどです。ウイルス性の感染で起こるものが多く、のどの痛みに加えて倦怠感や咳なども伴います。その他に、細菌性の咽頭炎もあります。喉の赤みが強い場合は、A群β溶血性連鎖球菌(溶連菌感染症)や扁桃腺がはれて、高熱が持続する場合は、急性扁桃腺炎の可能性もあります。ウイルス性と細菌性とで、鑑別が難しい事があります。採血を行い、細菌と戦う白血球の上昇を確認することにより鑑別が可能な事があります。ウイルス性の場合は、白血球の上昇は正常~軽度のことが多く、CRP(C反応性蛋白)のみ上昇することが多いです。A群β溶血性連鎖球菌感染症の場合は、罹患後に腎臓の病気を発症したりすることがありますので、感染症が治癒後も注意が必要です。その他に、咽頭痛と思っていたら、首の前が実は痛かったという、甲状腺の病気もあります。甲状腺がウイルス感染する亜急性甲状腺炎、細菌に感染する化膿性甲状腺炎(子供に多い)、自己免疫の異常で起こる橋本病の急性増悪があります。こちらも採血と甲状腺エコーで診断は可能です。

咳の原因の多くは、ウイルス性の感冒による気道の炎症の事が多いです。くしゃみや発熱、鼻水、鼻づまり、咽頭痛なども伴います。咳が長引く場合は、細菌性肺炎やマイコプラズマ肺炎などの感染症、咳喘息、アトピー咳嗽、副鼻腔炎に伴う副鼻腔気管支症候群、胃食道逆流症などが鑑別にあがります。細菌性肺炎は、気道に細菌が侵入することにより起こります。抗生物質で治療が可能です。マイコプラズマ肺炎は、発熱、空咳(乾性咳嗽)を伴うことが多く、異形肺炎ともいわれます。マイコプラズマは、細菌に分類されますが、細胞壁がないために、抗生剤(ペニシリン系やセフェム系)の効果がありません。マクロライド系の抗生物質が有効です。咳喘息は、喘鳴(喘息の時に聞こえる笛が鳴るような音)を伴わない咳が2か月以上続きます。白血球の一種である好酸球に伴う気道の炎症により起こりますが、好酸球はアレルギーの制御を行います。気管支を拡張する吸入が有効です。アトピー咳嗽は、こちらも喘鳴を伴わない咳が3週間以上持続しますが、アトピーの素因のあるアレルギーの疾患を持つ方に多いです。気管支を拡張する薬が効かないことが多いので、アレルギーを抑える薬を使用します。副鼻腔炎気管支症候群は、寝ている間に副鼻腔にたまっている膿が、気管支に入ることにより起こります。副鼻腔炎を治療しないと改善しないことが多いです。また、胃酸の上昇に伴う胃食道逆流症でも咳が出ることがあります。こちらも寝ている間に胃酸が逆流することが多いので、起床後より咳が出ます。胃酸の分泌を抑える薬が治療となります。

くびのはれ

首の前下方に甲状腺という身体の代謝の調節を行う臓器があります。甲状腺の病気は、女性に多い病気と良く表現されます。甲状腺の機能の異常や甲状腺の腫瘍ではれることがあります。全体的な腫大は、甲状腺機能異常、一部がはれる場合は、甲状腺の腫瘍の事が多いです。甲状腺機能異常には、機能が亢進する病気と低下する病気があります。甲状腺機能が亢進すると、脈が速くなり、動悸があり、眼の突出、急な体重減少、暑がりで汗を異常にかく、お腹が緩くなりやすい、怒りやすい、疲れやすい、眠れない、神経過敏(怒りやすくなる)、無月経などの症状が出ます。甲状腺機能が低下すると、脈が遅くなり、体重が増え、寒がりになり、抜け毛が増え、低体温になり、全身がむくみ、便秘やぼーっとしやすくなり、皮膚がカサカサ乾燥する、乳汁分泌、過多月経、難聴などの症状が出ます。採血や超音波検査で診断可能です。頻度は低いですが、発熱や痛みを伴ってはれる場合は、ウイルス感染に伴う亜急性甲状腺炎、細菌感染に伴う化膿性甲状腺炎があります。問診、甲状腺超音波検査や採血でおおよそ鑑別は可能です。

眼の異常

糖尿病になると、血糖値が上昇し、血液の流れが悪くなります。糖尿病網膜症は、失明する疾患の第2位ですが、血流が悪くなり、眼の中の網膜というところの血管にダメージが出やすいです。糖尿病に罹患後すぐに網膜症は出ないことが多いですが、数年たつと出やすいと言われています。網膜を栄養する血管に、最初は小さい毛細血管瘤が出現します。その後、瘤が破裂して出血(眼底出血)して、網膜に血液が足りない状態で栄養や血流不足になります。網膜の機能が落ちてきます。機能が落ちてくると、視力が低下しやすくなります。機能の落ちた網膜を、眼科にてレーザー光凝固療法で治療したりします。出血の量が多くなったときは、手術療法や注射で治療を行います。糖尿病網膜症は、通常の外来で網膜を見ることは難しいので、必ず1年に1回は眼科を受診するようにしてください。また、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)では、眼の突出が起こることがあります。眼球突出や、まぶた(眼瞼)のはれ、眼の結膜の充血、2重に見える(複視)、眼の痛みなどの症状を伴うことがあります。甲状腺眼症またはバセドウ病眼症と言われます。眼の後ろの脂肪や筋肉のはれが起こることにより起こります。治療は、炎症を抑える点滴や眼の保湿の点眼、甲状腺機能のコントロールになります。久留米大学病院などの専門病院への受診が必要になります。

胸の痛み

胸痛は、緊急な疾患が隠れていることがあります。肺の疾患では、胸痛に呼吸困難を伴い、肺に穴があく自然気胸があります。胸部レントゲン写真にて診断がつくことが多いです。肺に、トロッカーというチューブを留置する必要があります。肺炎で咳をしすぎて、気管支の痛みや肋骨の骨折で胸痛をきたすこともあります。血管の病気では、足の血栓が肺の動脈に詰まる肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)も呼吸困難と胸痛をきたします。胸部の造影CT検査や心電図にて診断がつきます。心臓の疾患では、心臓の筋肉に酸素や栄養を提供している冠動脈の異常(動脈硬化や攣縮)に伴う狭心症、完全に冠動脈が閉塞すると心筋梗塞になりますが、前胸部の痛みを伴います。狭心症では5分程度で治まり、心筋梗塞では30分以上持続します。こちらは、心電図や採血などで診断は可能ですが、血管拡張薬や酸素投与、心臓カテーテル検査など集中治療を必要とします。また、痛みが胸から背中などに移動する大動脈解離があります。こちらは、造影CT検査が必要になりますので、一刻一秒を争いますので、激烈な痛みで疑ったら、救急病院へ転送になります。その他では、肋骨に沿って痛みが出る肋間神経痛や神経の走行に沿って、水疱瘡のような皮疹のできる帯状疱疹などもあります。

便秘症

便秘は、3日以上便が出ていない状態や毎日便が出ていても残便感がある状態と定義されます。原因は、食物繊維の不足や水分の摂取不足から骨盤底筋の協調運動障害、過敏性腸炎、薬剤性、腸の異常(大腸癌など)により起こります。糖尿病の患者さんでは、神経障害がある方は、お腹の自律神経の調節がうまくいかず、便秘傾向になります。腸内細菌の異常もあると言われております。治療は、食物繊維の摂取、水分の摂取、適度な運動を行い、薬物治療としてはお腹の腸の蠕動運動を活発にする薬やビオフェルミンなどの整腸剤、どうしても出ない場合は座薬や浣腸などを使用します。また、糖尿病の患者さんは、悪性腫瘍が死因の1位と言われていて、肝臓癌、膵臓癌、大腸癌が統計的に多いとされています。大腸癌では、血便や便秘、腹痛、腸閉塞などをきたします。年に1回は健診で、便に血が混じっていないか、便潜血検査を受けましょう。糖尿病で便秘の方は、大腸の腫瘍が隠れているかもしれないので、大腸の検査(検便、腹部のレントゲン、大腸カメラ)をお勧めします。最後に、甲状腺の病気でも、甲状腺機能低下症は便秘をきたします。甲状腺機能が低下することにより、腸の蠕動運動が低下するためです。こちらは、甲状腺ホルモン剤の内服で甲状腺の機能を正常化することにより便通は正常化します。

脈の異常

脈は、手掌を上に向け、示す指と中指の延長線上の手首の所に指をあてると、拍動を感じることができます。橈骨動脈の拍動です。脈拍は、1分間に60回~100回は正常と言われております。脈拍は、100回を超えると頻脈と言われ、胸がどきどきして動悸がしやすいです。また、60回を下回ると徐脈と言い、めまいや息切れ、疲労感などの症状が出ます。心臓のリズムや不整脈が原因で脈の異常が起こることが多いですが、甲状腺の病気でも脈の不調をきたします。甲状腺機能が亢進症になると頻脈をきたしやすく、低下症になると徐脈をきたします。特に、亢進症の頻脈は、長い期間持続すると心房細動という、心房が震えるような不整脈に移行することがあります。心房内に血栓ができやすくなるために、脳塞栓症や色んな臓器に塞栓症を引き起こすことがあります。血液サラサラを処方することがあります。甲状腺機能低下症は、脈拍が60回以下となり、徐脈を引き起こす不整脈と間違われることがあります。甲状腺機能亢進症も低下症も、甲状腺機能を正常化すると脈拍は正常化することが多いです。脈の異常を発見したら、まず心電図の検査を行います。脈の異常を確認し、次に胸部レントゲンで心臓に負荷がかかっていないかどうか確認します。

体温の低下

発熱をきたす疾患は多数ありますが、体温の低下をきたす疾患もあります。甲状腺ホルモンの低下できたすことがあります。甲状腺機能低下症の原因は、先天性(クレチン症)、ヨウ素の過剰摂取(昆布など)、不整脈の薬(アミオダロン)、頭部の異常(下垂体や視床下部の腫瘍)、原発性甲状腺機能低下症(橋本病)、甲状腺機能亢進症の治療中、出産中の大量出血後の頭部の異常(汎下垂体機能低下症、Sheehan症候群)があります。問診、投薬の内容、既往歴の確認、採血で甲状腺機能を確認することにより診断は可能です。

頭の痛み

頭の痛みは、大きく分けると、肩こりからくる筋緊張性頭痛、脳の血管が拡張して頭の中の圧力が高くなる片頭痛、3~4か月持続し、原因がよくわからない群発頭痛があります。これらを1次性頭痛と言います。脳の異常や眼の異常、高血圧からくる頭痛は2次性頭痛と言います。特に頭が痛いからと原因の検索をせずに、痛み止めを飲まれていることが多いですが、あまり治まらないことも多いです。筋緊張性頭痛は、肩こりからくるものが多く、肩の血液の流れが悪いことが多いです。体操をしたり、ストレッチをしたりして血流を増やし、肩にシップを貼付したり、葛根湯なども効果があると言われてます。また、片頭痛は目の前がちかちかしたり、いつもより音をうるさく感じたり前兆があることがあります。前兆後に、ズキンズキンとした拍動性の頭痛が来ます。こちらは、前兆があるときに、薬を内服すると予防できることもあります。

手足のしびれ

しびれは、神経の異常で起こる事が多いです。神経は、中枢神経(脳)→脊髄(首~腰)→末梢神経(手足)と繋がっていて、どの部分に異常が起きてもしびれは起こります。脳梗塞や脳卒中で脳にダメージが起きると、右半身や左半身といった、半身の手足の動きが悪くなったりします。脊髄では、骨の変形や椎間板の脱出により神経が圧迫を受けると、首ならば首の痛みや手のしびれがでたり、腰ならば腰痛と足のしびれがでたりします。末梢神経では、糖尿病で異常をきたすことが多いです。糖尿病になって、10年程度経過すると、手足のしびれや疼痛が出ることがあります。糖尿病神経障害と言われますが、手袋&靴下型の神経障害で、手先、足先から症状が出て、身体の中心に向かって進みます。反射(脚気やアキレス腱)や振動を感じる検査で診断は可能です。合併症が進行しないように、HbA1cを7%以下にすることが大事ですが、ビタミンB12や糖の代謝を改善する薬などが処方されます。

生活習慣病について

血圧が高い

血圧は、上(収縮期血圧)120未満かつ、下(拡張期血圧)80未満が正常と言われています。血圧が上がる原因として、塩分、肥満、喫煙、過度の飲酒、加齢、遺伝があります。一過性に上がる原因としては、寒さや環境の変化、ストレス、緊張(白衣性高血圧症)などがあります。血圧が高いのは、高血圧ともいわれますが、サイレントキラーともいわれ、知らない間に血管年齢が高くなり、動脈硬化の原因になります。あまりピンとこないと思いますが、血管年齢が高くなり、血管が狭くなると、脳梗塞の前兆や胸が痛くなる狭心症が起こりやすくなり、血管が詰まると脳梗塞や心筋梗塞といった大病につながることがあります。特に日本人では、血圧が140/90mmHgを超えると、脳出血が多くなるといった研究結果があります。危険因子がある場合は、一つ一つ少なくしていきましょう。
血管年齢は、血圧脈波を測定する機械で検査可能です。心電図変化も出やすくなるので、心電図と併せてお勧めします。血圧は、自宅で測定するのと、クリニックで測定するのとでは大きく違います。当院では、自宅で測定した血圧が電子カルテに反映されるシステムを導入してます。血圧測定器の貸し出しも行っております。血圧でお悩みの方は、ご相談ください。

脂質が多い

血液検査で、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が多い、善玉コレステロール(HDLコレステロール)が少ない、中性脂肪(トリグリセリド)が多いなど脂質異常として、健康診断で指摘されることあると思います。脂質は細胞の膜やホルモンを作る材料として必要不可欠です。悪玉コレステロールが身体のスミズミに脂質を配り、多すぎる脂質を善玉コレステロールが回収します。脂質が多すぎると、血液内に脂質が溜まり、血液がドロドロになり、流れが悪くなります。症状はありませんが、血圧と同様に放置すると脳梗塞や心筋梗塞の原因になることがあります。悪玉コレステロールは主に、牛肉や豚肉の油、バター、生クリーム、卵黄、イカ、うなぎ、レバー(鶏、牛)、たらこなどに含まれております。摂取しすぎると血液中の悪玉コレステロールが上昇します。また、肥満や喫煙は善玉コレステロールが下がります。青魚の摂取や適度な運動で善玉コレステロールは上昇します。悪玉コレステロールが高くて、善玉コレステロールが低いとより早く動脈硬化が進みます。中性脂肪は、エネルギー源として使用されますが、多すぎると脂質として、身体に蓄えられます。中性脂肪は、炭水化物の食べすぎか運動不足で上昇します。バランスの良い食事を心がけましょう。こちらは採血でわかります。どの脂質が上昇しているかで、食事のバランスを考えましょう。美味しく、楽しく食べましょう。

体重が多い

BMI(Body Mass Index)というのを身長と体重から計算します。BMI=体重/身長(m)の2乗で求められます。BMIが、25を超えると肥満と定義しております。筋肉質な人もBMIが高めに出ますが、ここではお腹が出ている内臓脂肪型の肥満を指してます。内臓脂肪型肥満は、糖尿病や高血圧症、脂質異常症になりやすいと言われております。また、足腰に負担がかかることにより、膝や股関節の変形をきたすことがあります。内臓脂肪が多い単純性肥満では、適切なカロリーの食事(脂質を取りすぎない、蛋白質の多い食事)、野菜を最初に食べるvegetable first、適度な運動、体重をこまめに測定する(グラフ化体重日記)などの行動療法を行います。まれに、甲状腺の病気や副腎の病気で体重が増える2次性肥満の可能性もあります。2次性肥満は、各疾患を治療すると改善することが多いです。
体内の脂肪や筋肉量を測定する、INBODYという医療機器もあります。筋肉バランスを見ながら運動すると、すぐに体形は変わりませんが、少しずつ変わる変化を実感できます。

血糖値が高い

血糖値は、食前が100mg/dl、食後が140mg/dl程度が正常です、血糖値が、160~170mg/dl程度になると、尿より糖がでてきます。これが、糖尿病と言われる所以です。汲み取り式のトイレが多かった時代は、汲み取りをする業者さんに糖尿病の人がいるよと指摘され、受診をされる方もいました。糖尿病の患者さんの尿は、特有な臭気(アセトン臭)がするようです。血糖値が高いと糖尿病とすぐに考える方がいますが、糖尿病はすぐになるわけではありません。正常の血糖値→境界型の血糖値→糖尿病型の血糖値→糖尿病の血糖値と順を経てなります。境界型の血糖値は、食前が110~125mg/dl、食後が141~199mg/dlまでです。糖尿病型は、食前の血糖値が126mg/dl以上か食後の血糖値が200mg/dl以上のいずれかの場合です。もちろんHbA1cは、6.5%以下です。ここになぜこだわるかと言いますと、正常の血糖値→境界型の血糖値→糖尿病型の血糖値までは完治しますが、一旦糖尿病を発症すると完治しないところがあるからです。どこのタイプかは、砂糖水を飲んで、飲んだ前後で採血を行う75gOGTTという検査でよくわかります。採血で、砂糖水を飲む前、2時間後の血糖値で分かります。検査に時間がかかりますが、その日に結果が出ます。

いびきをかく、睡眠中に呼吸が止まる

眠っているときに、呼吸が止まると、眠っていても、脳は起きている状態ですので、様々な合併症が起こります。症状は日中の眠気や起床時の頭痛、集中力の低下、血圧の上昇などで、交通事故の原因になったりします。高血圧症や脳卒中、心筋梗塞などが3~4倍高くなります。空気の通り道である上気道が狭くなると起こります。主に肥満は、睡眠時無呼吸と関連があります。他に、扁桃肥大、舌が大きい、顎が小さい、鼻炎も原因になります。簡易検査が可能です。無呼吸低呼吸指数(AHI)というもので判断します。5~15は軽症、15~30は中等症、30以上は重症です。治療は、肥満があれば、減量で症状は軽くなります。アルコールは、睡眠が浅くなるので、控えめに。AHIが20以上で日中の眠気を認める場合は、経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)と言って、鼻につけて、喉に空気を送る機械があります。治療がうまくいくと、次の日の目覚めは爽快のようです。携帯型の簡易で検査できる機器を導入しております。指に装着して、自宅で一晩寝るだけで検査完了です。結果は、翌日にわかります。