駐車場からの出入り口が広くなりました。
こちらの駐車場の出入り口がもともと狭かったので、来院される皆様にご迷惑をおかけしておりました。
優しい筋トレ好きの地主さんに、入り口を広げて頂きました。心より感謝致します。
みなさん、入り口が広がりましたので、車で安心してご来院ください。
裏側に駐車場が無料で17台分あります。
健康診断で、コレステロールや中性脂肪が高いと指摘されることがあると思います。
コレステロールには油を食べて、油を全身に配る悪玉コレステロール(LDLコレステロール)と多すぎる油を回収し、肝臓にしまう善玉コレステロール(HDLコレステロール)があります。油物の摂取が多いと悪玉コレステロールは上昇します。
しかし、自宅で使っている油は悪玉コレステロールは0と記載されています。自宅での、油を使った料理ではそこまで悪玉コレステロールは上がりません。
動物性の脂肪(ラード、バター、脂身)に悪玉コレステロールは多く含まれています。
油は、皮膚を丈夫にしたり、ホルモンの産生に必要ですが、多すぎると血管の壁にくっつき動脈硬化の原因になります。
悪玉コレステロールは、家族歴、喫煙歴、既往歴(高血圧症、糖尿病)の有無によって目標とする数値が違います。
そこで悪玉コレステロールは、野菜とキノコを一緒に食べると、キノコが油を吸着してくれて、便と一緒に油を出してくれます。
魚介類や大豆製品(豆腐、納豆、豆乳)、乳製品(チーズ、ヨーグルト、低脂肪牛乳)、卵の白身、赤身の多いお肉にはあまり悪玉コレステロールは入っていませんので、なるべく蛋白質の多い食事にしましょう。
中性脂肪は、炭水化物の多い食事で上昇しやすいです。
中性脂肪は、目標の数値はなく、150mg/dl以上は脂質異常症となります。
中性脂肪が高い方も、蛋白質の多い食事は中性脂肪は上がりませんので、蛋白質の多い食事をしましょう。
腎臓の機能が悪い方は、蛋白質の摂取が多すぎると、腎機能の低下を起こすことがありますので、主治医にご相談ください。
中性脂肪は、運動でも下がります。
散歩やジョギングなど運動をしたご褒美に炭水化物を摂取すると中性脂肪のコントロールがうまくいくと思います。
1月が雪が降ったりして、かなり寒かったので、外出をためらうことも多かったと思いますが、暖かくなったら散歩をしてみると中性脂肪は下がり始めると思います。
みなさん体調管理には気を付けてください。
以前病院に勤務していた時に、通常の甲状腺エコー検査は検査技師さんが行ってましたが、更に詳しくみる甲状腺腫瘍の精査は主に私が担当していました。大学病院時代は、約9年甲状腺腫瘍の検査を担当してました。済生会日田病院時代は、甲状腺腫瘍を相談したい時は、別府の野口病院に相談してました。
現在は、通常の甲状腺エコーも私が行なっておりますが、見落としがないように丁寧に見るように心がけてます。
睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を行いながら、睡眠時無呼吸症候群の重症の方にCPAP(持続陽圧呼吸法)という治療を導入してます。
睡眠時無呼吸症候群では、首の気道が狭くなっているために、呼吸が浅くなったり、止まったりします。
寝る前に機械を装着し、睡眠中に首の気道が狭くなるのを防ぎ、気道を拡げる治療です。
治療されている方からは、朝起きてからの頭痛が無くなったり、昼間の眠気が無くなったなどの嬉しい声が聞こえてきます。
睡眠中のいびきや無呼吸、昼間の眠気や朝の頭痛などお困りの事がありましたら、ぜひご相談下さい。
耳が聞こえにくい方向けに、コミューンを導入します。
マイクで話すと声が大きくなり、聞こえやすい音に変わります。
声が聞き取りにくくて、説明が不十分になることを避けるためです。
すべての人が安心して聞き取れることを目指してます。
1922年の1月11日にカナダ人外科医のフレデリック・バンディングにより、ヒトの糖尿病患者さんに初めてインスリンが投与されました。インスリン投与による糖尿病の治療は成功し、トロントの奇跡と言われました。
この功績によりバンディングはノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
インスリンは、ヒトの膵臓のランゲルハンス島β細胞より作られる血糖値を下げるホルモンです。
インスリンと血糖値が細胞の中で、エネルギーとして消費されます。
日常診療でインスリン注射の導入や調節を行うことは良くありますが、現在2021年なのでもうすぐヒトに初めての投与から100年経ちますので、歴史は深いと感じます。
インスリンは皮下に注射しますが、当院では注射の痛みをなるべく少なくするように細い針を採用したり、血糖測定も8時間おきにかざすと血糖値の1日の流れや測定ができるフリースタイルリブレを導入しています。なるべく患者さんの痛みの負担を少なくしています。
インスリン注射の種類が増えたり、血糖測定の仕方も日々進化しています。
寒い日が続きますが、みなさん体調を崩されないようにご自愛ください。
お正月が過ぎまして、お餅やお正月料理で揚げ物が多く、体重が気になる方もいらっしゃると思います。
お餅は、2個か3個お雑煮でペロッと食べられることもあるかと思います。
実は、お餅は1個で白ご飯のお茶碗一杯分のカロリーがあります。
お正月に血糖値が急に上がって原因がわからない方は、お餅を何個食べられたか計算してみてください。
それに加えて、血糖値があがりやすい食品と上がりにくい食品があります。
血糖値が上がりやすい食品は、お餅、ご飯、パン、芋、蓮根、カボチャ、そら豆、麺類などです。
血糖値が上がりにくい食品は、豆類(豆乳、豆腐、納豆、枝豆)、魚、肉(鶏肉、豚肉、牛肉、ハム)、乳製品(チーズ、ヨーグルト、牛乳)、卵、こんにゃくがあります。
色んな食材を組み合わせて、お正月に血糖値が上昇しないように工夫しましょう。
野菜やきのこを最初に食べると血糖値の急な上昇が抑えられ、効果的です。